

白と黒で浮き出される静謐な世界。どこか優しい印象のある表現からは、対象を丁寧に見つめる作家の心情が感じられます。リアルに描かれた作品でありながら情緒に満ちた豊かな表情を目の前にすれば、鉛筆で描かれるものの魅力を再認識することでしょう。
多くの公募展へ出品、受賞をこなし、また教育の角度からも鉛筆画の可能性を見つめ創作を続けています。どうぞ、この機会にご高覧下さいませ。
<作家より展覧会へ向けて>
この度は、私にとって初めての京都での個展となります。 京都の方々にどのように受け止められるのか、不安でもあり楽しみでもあります。
私は、2001年より鉛筆を主に用いた描画方法をとって参りましたが、線描の奥深さや美しさ、そして難しさを日々感じております。 これからも、この鉛筆という素朴な描画材を通して、「世の中」を私なりに見つめて参りたいと思います。(市川裕隆)



